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ブログ開始1周年
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    JUGEMテーマ:日記・一般

     

    このブログを開始して1年になる。どうだろう。なんか自分にとって、あるいは数少ない読者にとって意味のあることを書けただろうか。私はブログを一つの記録としてある意味利用している。日記も書いているが、それ以外にいろいろ考えたことなどをまとめていくにはブログはいい手段だ。これはある意味で自己観察にもなる。そういった意味で、いろいろ観察を続けてきたわけだが、この一年で自分から見て何が変化したか。これは余りよく分からない。一つ一つの行動を書くという可能性を持って行ってきたかも知れない。本を読めばレビューをしようとか。映画のレビューは途中で寝てしまったものは書けなかったりしたが。一方で読まれている記事も分かるので、自分が関心を持って書いたことと人が関心を持つことが必ずしも一致しないこと、あるいはネット上で引っかかり読むきっかけになったことなどがあっただろうと思われる事などに気づいて、それはそれなりに面白かった。

    近代日本一五〇年――科学技術総力戦体制の破綻 (岩波新書)のレビューはよく読まれた。山本義隆さんの著書でもうすでに評判になっていた本だったが、私自身も印象深かったので、レビューに勢いがあったか。夏の暁天講座報告も比較的よく読まれた。これはできれば京都にいる間は続けたいと思っている。最近だと新潮{高橋源一郎論文」を読む、とかBMI治験疑惑(週刊文春)・LGBT差別論争(新潮45)といった、雑誌、週刊誌の話題を論評したものが読まれた。差別の問題はニューロダイバーシティーとの関連で継続して論じていきたいと思っている。マインドフルネスに関してはあまりまとまって書く機会がなかったか。私個人にとっては京都に来て以来、なかなか見つからなかった早朝坐禅の場所として興聖寺(上京区)を見付けられたのが有り難かったが、マインドフルネスについても少しずつ書いていければと思っている。

    | 京都 | 15:58 | comments(0) | - |
    脳・心・人工知能:レビュー
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      JUGEMテーマ:最近読んだ本

      JUGEMテーマ:Book review

       

      東京大学教授・理化学研究所脳科学総合研究センターの所長を歴任された数理脳科学者の甘利俊一氏によるある意味自分のお仕事の整理と思われる著書で、少し領域が離れたものとしては、こういった仕事をされてきたのであったか、と改めで勉強になった。著者自身が数学が好きであって、「学生運動などしていて、・・・点数が足りなくて、・・・東大にできたばかりの数理工学コース」に進んだという。これが幸いしたと著者は振り返る。研究を始めて、当時注目されていたパーセプトロンの中間層の素子に学習に参加させる方法を確立し、「確率降下学習法」と名付けた。のちに「誤差逆伝搬法(バックプロパゲーション)」として一世を風靡するさきがけだった。甘利氏は計算論的神経科学という領域を独自に開拓し、のちに脳科学総合研究センターの「脳を創る」領域の基盤にもなった。このころ神経回路の解析に情報幾何を用いるという独自の仕事を展開した。ちなみに今話題のデープラーニングも甘利氏の仕事が基礎となっているという。途中数式が入ってきて良くわからないことも多いが、コンセプトは理解しやすく書かれている。甘利氏に一度聞いたことがあるが、数式にしたほうがイメージがわかりやすいという。たぶんそうなのだろう。本書を読んでいて感じるのは以前レビューした新井紀子氏の「AI vs教科書が読めない子どもたち」とのギャップだ。教師データが必要なのであるから、AIには限界がある、というのが新井氏の考え方のように思えるが、甘利氏は学習方式の中に、教師あり学習、強化学習は外部からの指導、報酬が必要だが、教師なし学習(自己組織化)が存在するという。自己組織化を通して、言語の問題もクリアできそうな気もしてくる。甘利氏は脳科学全般の知識もあり、それと数理神経科学の導き出すものとの比較検討ができるだけに、氏はその知識から心を理解すること、意識することを最後に論じている。最後のロボットが人と同じようになるかどうかは否定的ではあるが、かなりの部分同じことができるようになる、よりできるようになると考えているようだ。この本を読んでいて面白いのは研究の裏話のような話もところどころに出てきて、どこでも同じなんだなと思わせる面と、やはり甘利氏のような独自な領域を開いてきた人であるから、と思われるところがある。氏は本文中なんどか今の政府の成果主義的な科学行政に否定的な意見を述べている。こう言った先達が徐々にいなくなっていくところに、日本の科学の不幸があるのかも知れない。

      | レビュー | 18:20 | comments(0) | - |
      有馬温泉・神戸ルミナリエ
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        JUGEMテーマ:旅行

         

        旅行と言うほどではないが、新開地に「夜明け前」という映画を見に行ったので、このまま帰るのは今ひとつと考え、有馬温泉に。約一時間程度で着く。有馬御苑で一風呂浴びて、少し休んだ後元町に。5時ぐらいから神戸ルミナリエの列はかなり並んでいて、以前来たときはどうだったか忘れたが、ルミナリエの会場に到着することにはすでに暗くなっていた。まああまり一人でぶらつくような所ではなかったが、記録だけは撮ってきた。

         

        | 旅行 | 21:06 | comments(0) | - |
        夜明け前ー呉秀三と無名の精神障害者の100年:レビュー
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          JUGEMテーマ:社会問題

          JUGEMテーマ:映画

           

          「夜明け前」といっても島崎藤村ではない。夜明け前ー呉秀三と無名の精神障害者の100年<http://www.kyosaren.or.jp/yoakemae/>という映画を見た。呉秀三は東大教授であり、松沢病院の前身である、巣鴨病院において拘束具を廃棄したことで知られる。呉が報告した「精神病者私宅監置の実況及び其統計的観察」が発行されて100年たつと言うこともあり、この映画が企画されたようだ。呉の「わが邦十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸の他に、この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし」という言葉は有名で、本邦における精神医療の偉大な先駆者と考えられている。一時間余の短い映画であるが、わが国の精神医学の源流を知ることができる。おそらく映画の編集にも大きく関わったであろう岡田靖雄氏はまた有名な精神科医であるが、彼もまた最近優生保護法下で精神発達遅滞の患者さんらの強制不妊手術に関与していたことを自己批判していたが、これをもってしても、差別の問題の深刻さを考えさせられる。また身体的な拘束はなくなったが化学的な拘束が蔓延しているのではないかという指摘もあった。本作品の中で現在の松沢病院院長である齋藤正彦氏が精神障害者への差別はマイノリティーへの差別にもつながると指摘しているのは正しい。ニューロダイバーシティーという思想を差別に対抗するものとして確立すべきと思うが、治療対象としての疾患と疾患があってもいいのだという考え方をどう折り合いを付けていくのかがなかなか難しい。いづれにせよ、本作品は考えさせる映画として、見るべきものと思われる。11月に京都シネマで上映されていたが、見に行く時間がなく新開地の神戸アートビレッジセンターでの上映を見た。このセンターもなかなか興味深い作品の上映を選んでしているようだ。

           

          | 映画 | 20:52 | comments(0) | - |
          AI vs. 教科書が読めない子どもたち:レビュー
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            評価:
            新井 紀子
            東洋経済新報社
            ¥ 1,580
            (2018-02-02)
            Amazonランキング: 338位

            JUGEMテーマ:Book review

            JUGEMテーマ:最近読んだ本

             

            大分前に発行された本で読まずにおいていたという感じなので、もう今更感があるかと思ったが、実際は2018年2月発行でそれほど時間がったったわけではない。この領域の変化が激しいこと、次々とAI関連本が出ること、本書の内容自体は著者が研究活動の過程で発表してきたことなどが、本書が大分前からあったと思わせてしまうのだろう。それにしても読み終えてすごい本だし、すごい著者だと思う。AIについて東大合格を目指す、というテーマを掲げ、これは科学的と言うより、プロジェクト的に印象的なテーマだが、多くの耳目を集めた。結果MARCHレベルは合格できるレベルになった。それは端から見るとすごいことで、コンピューターが内容を理解して答えていると思いがちだが、教師データをどう作り上げ、教えていくかが重要だという。AIは意味を理解できない、ちょっと考えると当たり前か?意味が分からなくても正答できるのか?結局AIは教師データに基づいて正答を統計に基づいて抽出している、らしい。画像処理技術の進歩はめざましく、画像の違いを見出し、組織標本やMRI画像から、癌の可能性のある画像を人よりも正確に同定できるようになったことは話題になっているところだが、確かにそういう像である意味はAIは問わない。意味ってなんだ?たぶんなんでそうなるの、ということだろう。これは教師データを調べることで分かる可能性はあるが、AIにはそれはできない。このあたりは特に著者が書いているわけではないが、著者に驚かされるのはAIが読解力がないこと、それがネックになって、東大合格には届かないこと、そしてAIの読解力の問題点と生徒の学習能力との関係を明らかにしたことだろう。すなわち学習できないと言うことの背景に教科書が読めていないと言うことがある。これは鋭い指摘だ。こう言った事実に基づかずにアクティブ・ラーニングなどを安易に導入しようとする教育の流れに鋭い批判を浴びせている。アクティブ・ラーニング的な授業は間違うと論理的、科学的展開ではなく、流れでものごとの結論がだされてしまうことがあることを指摘している。まさしくネット・SNS社会の事実評価やトランプ政権登場・トランプ政治自体の背景にこう言ったものがあることは疑いない。著者はAIによって仕事が奪われる人が多く出現するだろうとする。ただ新たな仕事に就くこともできる人はいるだろうが、AIにできないことを人間ができる必要があり、それが読む力だという。本書はいろいろ考えさせる。言語を理解すると言うことはどういったことなのだろうか。AIによって奪われる仕事は人に時間を与える。その時間をどう使うのか。著者は近年まれに見る人材だと思う。

            | レビュー | 09:05 | comments(0) | - |
            「碧巌録」を読む:レビュー
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              評価:
              末木 文美士
              岩波書店
              ¥ 1,231
              (2018-08-18)
              Amazonランキング: 306145位

              JUGEMテーマ:Book review

              JUGEMテーマ:最近読んだ本

               

              臘八摂心の期間中は仏教書を読もうと考えて、まずは読みかけていた本書を読み終えた。

              碧巌録は禅では多くの老師によって提唱される有名な公案集である。著者の末木氏は仏教学を専攻し、碧巌録の現代語訳などを行ってきたが、こんなある意味使い古された語録を改めて「読む」必要があるのか。その辺はどうもそう簡単な話ではないらしく、禅に関してはその確立期の唐代のものが良く研究されており、碧巌録のような宋代のものはそれほど研究が進んでいないという。もともと唐代のものは内容的にも理解しやすいものであったが、碧巌録になると理解困難な公案、いわゆる禅問答がでてくる。

              趙州 ちなみに僧問う「如何なるか是れ祖師西來の意」。州云わく「庭前の柏樹子」

              これと似たようなものに、

              僧、洞山に问う、「如何なるか是れ佛?」 山云く:「麻三斤」。

              後者については入矢義高先生が麻三斤は僧衣一着分という解釈を示したが、そういった意味解釈よりは「意味連関をすべて断ち切ったところで、ぽんと投げ出されたもの、それが麻三斤と末木氏はいう。碧巌録は雪竇重顕がまとめて注釈を入れた公案語録に圜悟克勤がコメントをいれたもので、圜悟は言語的なものをとことん解体していく。その過程で明らかになっていくものを重視するわけだ。そのあたりを末木氏は論理的に示しているので、なるほどと思わせるものがある。ただなるほどと思わせたところで、公案としても意義が出てくるわけではない。ここら辺が学問と実践としての禅の矛盾だろう。本書では補講として最後に「改めて碧巌録を読む」という章があり、著者の考えがまとめられているので、最初にこちらを読むのもいいだろう。

              それにしても碧巌録の構造が雪竇、圜悟によって本来の公案にコメントが重層的に付けられているのであれば、近年の電子化の時代、雪竇、圜悟によって加えられていったものをコメントなどト書きとして読めるような電子化が理解を深めやすいのではないか。

               

               

              | | 16:30 | comments(0) | - |
              樂美術館「光悦考」・細見美術館「春画・妖怪画の世界」
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                JUGEMテーマ:展覧会

                JUGEMテーマ:京都

                 

                樂美術館では光悦考」と題した、本阿弥光悦の作品とそのゆかりの樂家の作品展が行われている。当代の吉左衛門が執筆している「光悦考」をベースにしているようで、本書を読んでいたらもっと楽しめるだろう。光悦好きの当代の作品は光悦の作品を見ると確かにその影響があるようにも思われるが、当代が三代道入は光悦と接点がありながら、その影響が認められない(と理解したのだが)というのは興味深い。こちらでどちらかと言えば固い作品を見た後、細見美術館へ。こちらは日文研コレクション、描かれた「わらい:と「こわい」展ー春画・妖怪画の世界ーというテーマで、こちらはこちらで面白い。結構有名な浮世絵師が春画を描いているのは知っていたが、妖怪画ともつながるものがあるようだ。こちらで印象に残ったのは会場で上映されていた、浮世絵・春画の版画技術を復活させるというプロジェクトが行われているそうで、陰毛の緻密な描写を復活させることで技術が途絶えるのを防ごうとしているようだ。会場にいるのは大体男女半々だった。樂美術館は女性優位だった。

                 

                | 美術館 | 21:29 | comments(0) | - |
                ぼけますから、よろしくお願いします:レビュー
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                  JUGEMテーマ:映画

                   

                  信友直子監督による両親の老後の肖像映画。自分が癌になったときに励ましてくれた両親になにができるか、ということからその映像を撮りだして、母親が認知症となり、介護が家庭に入ってくる過程までを記録。父親は90歳代であるが、かなりしっかりしている。介護保険を利用しようとして、話してもなかなか最初は了承しない。二人でやれている状態に他の人が入ってくることをいやがるのだろう。私の両親もちょうど母親が長年認知症を患っており、構造的には似ているので、こういう過程は経験している。お母さんが自分がいろいろなことができなくなっていることを自覚しており、その無念をいらいらで表すことを見て、アルツハイマー病とはこういった病識がある病気なのだと改めて感じた。昔もっと若い男の患者さんで会社でもある程度の立場の人が認知症になり、おそらく若年性アルツハイマー病であったと思われるが、患者さんに話してもあまり情報がすぐに得られないために、奧さんに質問しだしたとき、壁を敲いて悔しがられてしまった。こちらの対応に問題があったわけだが、病識、病感があるものだという対応が必要だと改めて思う次第だ。しかし、お父さんが料理などをしていることには火の不始末など起こらないかと不安になる。ふたりで介護施設には入れないものかと思うのだが、これもまたうちの経験でもなかなか納得しないだろう。おそらく今日本の至る所で起きていることを両親の記録を通じて提示してみせたことが本作品の価値である。なおテレビで「大恋愛」とかいう若年性アルツハイマー病の患者の恋愛のドラマのようだが、本編を見ていないので批判すべきではないのかも知れないが、新聞であらすじだけを見ていると、本作品のようなリアルとは程遠いもののように思われる。ドラマに病気を持つ主人公を用いるのがしばしば見られるが、やはり安易すぎないか。

                  | 映画 | 19:54 | comments(0) | - |
                  相国寺承天閣美術館・真山仁氏講演会
                  0

                    JUGEMテーマ:展覧会

                    JUGEMテーマ:社会問題

                    同志社今出川キャンパスで行われる真山仁氏の講演を聴く前に、隣の承天閣美術館の「温故礼讃」を見に行った。相国寺の有する寺宝を二回に分けて展示するようで、現在はI期目。相国寺は若冲ゆかりの寺なので、作品も多く、竹虎図や金閣寺の襖絵などが展示されている。応挙の大瀑布図もみごと。それに加えて、承天閣美術館の入り口の紅葉は今が一番綺麗かも知れない。

                    さてその後真山仁氏の講演が「グローバル感覚の常識、非常識」という題で行われた。「ハゲタカ」シリーズなどで有名で、同志社出身。時節柄日産ゴーン氏逮捕問題を軸に話を展開した。結局真山氏の見立てはフランス政府主導でルノーが日産を子会社化する話が出ていたことに他する対抗勢力が起こしたもので、今や何処の国も国家が企業の活動を後押しするような時代になっているがフランスは元々その傾向が強いという。そういったグローバルの動きをなかなか理解しないのが日本特徴で「話せば分かる」とか思いがちだが、むしろ外国に対しては「違う点探し」は重要という。日本人は共通点探しになりがち。このあたりはやはり多民族国家はいろんな理解できない人が身近にいるので、理解できないことを前提に、どう落としどころを見付けるかが重要になるが、確かに日本の場合は理解できるはずだろうと思ってしまう。

                    話を聞いた後携帯でスマートニュースを見ていたら、以前講義を聴いた熊谷晋一郎氏の<なぜ政治家が差別発言をしてはいけないのか? 「障害は皮膚の内側ではなく、外側にある」>という講演要旨(https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/stigma-1)がのっていた。こちらはいわゆる「健常者」がその有り様を押しつけることに対する抗議であり「障害者雇用に関して、財務省が「通勤が一人でできる障害者、職場で介助者を必要としない障害者のみ雇用する」と堂々と明記しておりまして、私はびっくりしました。当然、批判を受けて訂正されましたが。」。まさに見せかけの障害者雇用をやってきた役所らしい態度だが、我々の社会はマジョリティーに同一化することを要求する社会で、マイノリティーを認めることで社会を変えていく機能が弱い。これはグローバル化などで異質なものと出会うときも対応を誤りやすくなる原因だろう。まあこの場合日本がマイノリティーになってしまうのだが。真山氏の話、熊谷氏の話しは一見違うことのように思われるが、共通の問題を含んでいないだろうか。

                    ところで今日から禅宗のお寺では臘八摂心。12月8日にお釈迦様が悟りを開いたと言うことで、その前1週間ばかり集中坐禅をするのだが、相国寺でも臘八摂心中と書かれていたし、わが興聖寺(上京区)でも一日中坐禅の修行ができるようになっている。わたしは夜間にも坐禅をしにいって、通常の2-3倍の修行にしようかと思っているが。

                     

                    | 京都 | 23:21 | comments(0) | - |
                    医療と倫理:中国ヒトゲノム編集技術人体実験
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                      JUGEMテーマ:社会問題

                      JUGEMテーマ:科学

                       

                      香港で開催中のゲノム編集の国際会議で28日、ゲノム編集技術で受精卵遺伝子を改変し、HIV(エイズウイルス)にかかりにくい体質の双子を誕生させたとする中国の研究者が研究内容を説明し、意義を強調した。事前に医療施設の倫理委員会の審査を受けたかどうかは、明言しなかった。出席者からは、安全、倫理面からの批判とともに事実かどうかを含め、検証を求める声があがった。」<https://www.asahi.com/articles/ASLCX5VX6LCXULBJ00Z.html>。事実であれば、信じがたい人体実験が行われた。「

                      南方科技大の賀建奎(フォージエンクイ)博士が、男性だけがエイズウイルス(HIV)に感染した夫婦7組を対象に行った。体外受精で受精卵を作る際にHIVに感染しにくいよう遺伝子改変して母体に戻し」というのだが、男性がエイズに感染していたとしても子どもに感染する確率は極めて低く、本当に遺伝子改変を行ったとするなら、暴挙という他はない。仮に報告されているように患者の了解を得たと言っても(これもまだ具体的なものを提示されているわけではなさそうだし)、十分な情報を提示したといえるかどうか定かでなく、理解が十分できていない可能性もあり、このようなことが行われたとすると、大学の倫理委員会が十分機能していたのかすら疑われる。そもそも賀建奎博士はPhDであるようで、医師ではないように思われ、とするとこの医療行為を行った病院、医師がどこかにいるはずである。南方科技大内にあるのか、外にある病院を利用しているのかも明らかでなく、体外受精に協力した医師が誰なのかも明らかでない。また彼等もこの事実を知って行ったのかすら明らかでなく、全部が賀建奎博士のフェイクである可能性も否定できないだろう。幹細胞を用いた研究において多くの捏造、フェイクが存在したことはよく知られている。本件がフェイクなのか、重大な倫理違反(患者への説明義務違反、組織としての倫理判断の不在など)であるのか早急な検証が行われる必要がある。こういった医療行為、研究は功名心から行われる可能性があり、フェイクであったとしても追随する実験的医療が行われてしまう可能性がある。

                      南方科技大は中国科技大のような国立の科技大と同じものかどうか不明だが<http://college.nikkei.co.jp/article/46023511.html>、中国では新しい方向の科学技術教育を目指していたようだが、このような研究者がでてくるようなところに、かなり問題が存在する可能性を感じる。

                       

                      | 倫理 | 11:42 | comments(0) | - |
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