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レビュー:武漢日記
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    評価:
    価格: ¥ 1,760
    ショップ: 楽天ブックス
    コメント:武漢での頃な発生以来2ヶ月の都市封鎖の間の著者の日記。もちろんその間の記録が必要だという意識で書いているので、武漢にいた人が知ることができた<起こった事実>、それに対する著者の見方、SNSを通して発信しても消されてしまったりするらしく、そういった妨害を乗り越えて発信された内容は興味深い。

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    JUGEMテーマ:Book review

     

    武漢にコロナが発生し、都市封鎖が行われた。著者方方氏はその武漢にいて起こっている事実を記録すべきだと考えた作家。初めの方では比較的穏当な作家で、極左から批判される、とか書いてあるのは何を言っているのかと思ったが、後半だいぶわかってきた。どうやら中国では国家を批判するものは批判を浴び、それを彼女は極左と言っているようだ。日本ではネット右翼に相当すると考えて良さそうだ。さて彼女は最初の対応の遅れを批判する。それでも都市封鎖はやむを得ないし、協力しようと考える。が情報がきちんと入らない。おまけに情報がきちんと入らなかったのは武漢で行われる、会議のためにコロナ感染に関して悪い情報を流したくなかったためだとわかる。これは日本のオリンピック開催のために状況判断を曖昧にし続け、緊急事態宣言が遅れたのと似ている。医療現場からは危機的状況を発信した李亮文医師などが批判され、さらに彼自身はコロナに感染してなくなってしまう。本書を読むと武漢では医療従事者が相当なくなっている。おそらく訳がわからない状況で予防的な措置も取らずに診療を行い、感染し、治療法もまだ確立していない状況で命を落とすことになってしまったのだろう。武漢の官僚はそういった状況をもたらした責任も取らずにいることに著者はかなりはっきり批判している。二ヶ月の都市封鎖で感染も収まってきた段階でも、今度はなぜ封鎖を続けるかという説明もなかったようで、著者はこれにも批判的だ。方方氏は文革世代のようだ。高校卒業後は肉体労働に従事したあと、復活した大学入試に合格し、武漢大学を卒業している。その過程で自分で考える必要を理解していったという。その意味では「極左」が何なのかもよく知っているのだろう。父親は反右派闘争(死霊魂に関するブログ参照)に巻き込まれているようだ。この世代には国家、共産党の本質を身にしみているので、根性のある発信をできるのだろう。それにしても文革世代もどうやらリタイアし始めているようで、こういった苦労を知らない世代がネット右翼(極左)的な思考をするとなると、こまったものだ。

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